2019/05/23

やる気ってどうやって引き出したら良いのでしょう。
どうしてやらないの?
何度言ったらわかるの?
それならもうやめてしまいなさい!
勉強やスポーツに関して、こんな会話を毎日繰り広げてる我が家。
子供をやる気にさせる方法は物の言い方ひとつなんですね。
がむしゃらにがんばる方法を知らない?
勉強もスポーツもなにも言わなくてもがんばる子。
言われてもやる気がでない子。
いろいろいますよね。
我が家の中1長男がまさに「言われてもやる気がでない子。」そんなタイプ。
もっとガツガツ、ハングリー精神を持ってやってくれれば成果も出るだろうに。
「いまやりたくない。
やろうと思ってるけどやる気が出ない。」
そんな言い訳をよく聞きます。
今どきの子供って、がむしゃらにがんばることを知らないよね。
気持ちが弱いんだよね。
クラブチームのお母さんたちともこんな話題がよく出ます。
「ゆとり世代」「さとり世代」などと今の若者たちはそう呼ばれていますが、
ただ単に時代がそうなのでしょうか。
言葉の使い方ひとつ
否定するのは誰でもできるんですよね。
でも、物は言い方ひとつ。
「とにかくがんばんなさい!」
という上から目線じゃなくって
「どういう方法なら、いまできる?」なんていう言い方に変えて接してみるだけでも、
子供の立場からすると、
「怒られてる」のではなく、
「導いてくれている」と感じられるますよね。
言葉の使い方でやる気に火をつけることができる!
こんな本に出会いました。
楽天ブックス
↓
いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング [ 飯山晄朗 ]
やる気がない子を前向きにする言い方
名門私立高校野球部を半年で復活させ甲子園へ導いたメンタルコーチの方が書かれた本です。
スポーツコーナーで見つけました。
やる気がない子を前向きにする9つの言い方
自信のない子を勇気づける8つの言い方
などが紹介されてるんです。
その中でもね、読んでる私も思わずワクワクしてしまった内容がこれ。
「やらなきゃどうなる」ではなく「やったらどうなる」を伝える。
「目標は?」ではなく「一年後にどうなっていたい?」と聞く。
自分の未来は自分で決めることができる
テスト前に勉強しないでゴロゴロしてる息子に、
「こら!いいかげん勉強しないとどうなるのよ!」と怒るのは簡単なんです。
でも。
「あ。そうですね、おっしゃる通り!勉強いたします。」by。長男
なんてはならないのよ。
「勉強って面倒だけど、毎日このワーク2ページだけでもすすめていったらどうなる?
結構、力着くと思わない?」なんて言われたらどうでしょ。
大人だって同じですよね。
痩せたい、ダイエットしたいとは思ってるけど食べたいし、運動は苦手。
「痩せないと!」とわかっているけどできないときに。
「いまダイエットしないとどうなるの?」と自分を追いつめるより、
「少しずつでも体を動かして、腹7分目でやめておけばどうなるかしら!」と
考え方を変えるだけ。
「ダイエットの目標は?」と漠然に思うより、
「一年後どうなってたいの?」っていう質問に変えたら、
ええ?どうなってたいのって。自分でどうなっていたいか、決められるんだ!って。
前向きな気持ちになりませんか?
ついつい、子供とは毎日のことだし感情的に接してしまうことが多いのですが、
言い方ひとつ。
メンタルトレーニングという理論を学ぶことで、
子供のやる気をうまく引き出せる方法がわかります。
子供だけじゃない。
自分への言葉かけも。
そしてだんなさんへの接し方もすっごく応用の効く理論です。
「そんなにダラダラするなら勉強やめてしまいなさい!」じゃなくって、
「やるなら、やりきってみてごらん」と言ってみますね!