2019/05/23

食品添加物が多く含まれている食品がたくさんあることは知っています。
日々、食事をしていく上でそれらを避けて通れないこともわかっていますが、
何を選び、どう食べていくのかを知識として持っておくことは大事ですよね。
現在、私たちをとりまく食文化では、
はっきり言って「安心して食べることができる食品って少ないのでは?」と思ってしまいます。
育ちざかりの中学生、小学生の母として。
子供たちのこと、そして自分たちのこと、を考えて
食の安全で普段から自らできることを本を読んで学んでいます。
添加物の多い食べ物を考えていると何も食べられない?
以前から、食品添加物、化学調味料については知っているつもりでした。
書店で「食べてはいけない」シリーズなどを見かけて手に取ることはあっても、
中を見れば見るほど、あまりにも普段口にしている食品、加工食品、調味料などが添加物だらけであることがわかって恐ろしくなって熟読したことはありませんでした。
|
今回、普段大好きなブロガーさんが食の安全に気をつけはじめ、
添加物や化学調味料、さらに良い油悪い油なども勉強をはじめていると書かれていて急に私も興味がわいてきました。
そんなとき、中古本屋をのぞいたらありました!
100円ですが、こんな良い本を目にしたので速攻買いですよね。
ましてや「子供に食べさせてはいけない」ですから、母としては責任重大です。
|
アマゾン⇒子どもにこれを食べさせてはいけない (知的生きかた文庫)
帰宅してから一気に読みました。
以前から知っていた情報「この食品には添加物が多い」、
「食パンがふわふわな理由は添加物だらけだから」、
「鮭フレーク等には色が付けられている」がさらにはっきりとした理由、事実がわかってしまった状態です。
結論から申し上げて、
「これじゃなにも食べられないじゃん!」
声を大きくして言いたいです。
私がはっきりと添加物、化学調味料、白い砂糖などの怖さを知ったのは長男を出産してから。
子供かわいさに公民館で受講した「子供のための食育講座」。
2時間程度のお話でしたが、
普段意識していないお話ばかりで。
あらためて、食の大切さ、料理を手作りすることの大切さを知りました。
それまで子供の健康のため?と思って飲ませていた小さいボトルの乳酸菌飲料もパッケージにキャラクターが印刷された子供用ジュースも買うのをやめました。
あの小さい乳酸菌飲料のうち何割くらいが白い砂糖が入っていると思いますか?
と聞かれ。
甘い飲み物だとは思っていましたが、それ以上に「体に良いのでは?」と思い込んでいたので、
実際の1本に含まれる白いお砂糖の量を見せてもらって愕然としましたよね。
話が添加物から白い砂糖にそれましたが。
スーパーで安売りされている「お漬物」についての話も覚えています。
「お漬物、今の若い人で自分で漬けている人ってほとんどいないでしょうね。
スーパーで手頃な値段で手に入りますけど、裏の表示を見たことありますか?
今度見てください。知らないカタカナ表記のものがたくさん含まれていますよ。
それらはほとんどが添加物です。
市販のお漬物は『添加物のお漬物』だと思ってくださいね~。」
と、講師の先生がツラツラとお話しされました。
その当時はまだまだ今ほどネット社会ではなく、もちろんスマホはなかったですから
情報ってメディアか書籍などから得るしか方法はあまりなかったので、
自分が意識してなかったら知らないことたくさんあったんですよね。
実際にスーパーでお漬物を手に取ってみると、書いてあるわあるわ!これが添加物~。って怖くなりました。
さて、本の話に戻しますと
「子供が食べるものは一生の土台をつくります。」と子供が健康に育つためには、
まずは親が「何を食べさせるか」「どう食べさせるか」について書かれています。
分かりやすく食品、食材別です。
なじみのある食品はもちろん、
外食、おやつ、果物、弁当、給食にまで具体的にひとつずつ取り上げて詳しく書いてあります。
化学調味料の味をおぼえさせてはいけない
たとえば。
まず一番目に挙げてあるのが「カレールー」。
油脂が多くあまり体によくないとは知っていましたが。
『化学調味料の味をおぼえさせてはいけない』
その本を読んだ日、「今夜はカレーかな♪」なんて思っていたのでびっくりと恐怖感。
「カレールーには化学調味料や、リン酸塩などの多くの添加物が入っています。
化学調味料で味を濃くすることで、うまいと感じさせているのです。」
・・・ずぼしですよね。
味の濃いものをなぜかおいしいと感じてしまうこと多々ありますよね。
その典型が外食やスーパーの惣菜、コンビニ弁当。
普段、自宅で作る食事に比べたらずいぶん味が濃い。けど、そのせいかなぜかおいしいと感じてしまう。
「子供たちは化学調味料による「味の濃さ」に慣れてしまうと子供の味覚を健全に育てることができない」
たしかにうちの子供たちもそうなんです!
普段は買わないせいか、たまにコンビニ弁当ですます場面などすごく喜ぶんですよね。
夏休みなどのお昼はすぐにファーストフード店にいきたがります。
挙句の果てには「お母さんの料理よりおいしい!」って言ったことありますもんね!
ばっかもーん!激怒ですよ。
添加物を使わない料理とは!を考えてみると・・・
この本を読んでいくと、もう何も食べられないじゃない!って思ってしまいます。
食の安全ってなんだろうって考えてしまいました。
でもホント、現代の食生活、もう添加物入りの食材って避けて通れないと思うんですよ。
毎日毎日、加工食品一切なし、スーパーのお弁当惣菜買わない、外食なし、学校給食もやめて自分だけ手弁当。
そんな生活、尋常じゃないですよね。
だったら、せめて普段からできることで添加物を使わない料理をどうするかってこと。
できるだけ加工食品を使わず、調味料も添加物、化学調味料の少ない良質なものを使い、自分の手で仕上げた食事をすること。
これしかないですよね。
便利な世の中で、
コンビニに行けば自分で作るよりおいしそうなCMでやってる「〇のハンバーグ」があって、
カット野菜もあって、
手間がかかる煮物もお惣菜として小さいパックで売られてるけど。
そうじゃない、自分で作るってこと。これにつきますよね。
結局、基本はこれだな~と思っています。
もちろん、突き詰めれば自分の手料理でも完全に添加物なしとは言えませんよ。
でも、食材をいちから扱ってるので加工するために使われる添加物や保存料だけでも防げますよね。
よく子供たちから「母さんの作る料理は地味でかなり薄味」と言われます。
我ながらそう思う時もあります。
でもね、長い目でみたらその方が体にはいいんだよ。
外でいくらでも濃いもの食べるんだから、家では質素で味も薄めのもので十分だよと伝えています。
それから、主婦としたらつい手抜きしたくなる「だんなさんが晩御飯いらない夜」。
なぜでしょうね。なぜ子供たちと自分だけだと作る気がなくなるんだろう。
私もしょっちゅう「今夜は簡単でいいかな、買ってきてすませてもいいかな~」なんて思うけど。
どちらかというとメタボが気になる主人より、
食事にもっと気を使わないといけないのは育ちざかりの子供たちなのに!!
そう思って、主人のいない夜でも簡単メニューだけどなるべく普通に作っています。笑
この記事を書くのに思い出しました。
ほんと、ブログ用に撮った写真じゃないんですがこちらが普段の主人がいない夜のうちのリアルな晩御飯!
お父さんがいないけど、私はちゃんと作ってるんだよ~という。
とってもいやらしいアピールをしょっちゅうしています。
だって、毎日がんばって食事作りしても、誰もほめてくれないもーん!
出張先でまだ仕事をしているであろう主人に向かって、LINEですよ。笑!!
簡単でも地味でも味がうすめでもいいじゃないの。
体に不要な化学調味料、添加物だらけのお惣菜を食べるよりよっぽどいいよ。
手作りが一番のごちそうですよね!
(ちなみに。カレーは頻度を落とすことにします。)
そう思って、お母さん。
今夜も食事作りがんばっていきましょう!
子供のためだけでなく、自分たちの食の安全の勉強になりました。
アマゾン⇒子どもにこれを食べさせてはいけない (知的生きかた文庫)
【追記】
こちらの記事もよく読まれています。
子供たちが野球をやっているので、野球をする子供のための食事作りについても意識しています。