2019/05/23

子どもに英語の勉強をさせたいけれど、
なるべくお金をかけずにさせたいですよね。
そこでおすすめなのが、
「NHK英語番組を利用して英語の勉強をする」方法。
具体的には、
NHKラジオ講座の「基礎英語1」です。
私がずっと愛読していた主婦ブロガーさんの娘さんは、
ラジオ英語の「基礎英語」をずっと毎日聞き続けて、
英検を独学で取得し続けてらっしゃると!
そこで我が家の次男も、
小学生6年生だった昨年一年間「基礎英語1」を毎日聞かせました。
ここで書けるほどの目立った成果は疑問ですが、
主婦ブロガーさんのエピソード以外に、
「基礎英語1」を選んだその他の理由、
あきらかに良かった点、
そしてデメリットに感じる点がいくつかありましたので、
我が家と同じように、
お金はかけたくないんだけれど、
英語の勉強をさせてやりたいあなたに。
NHKラジオの「基礎英語1」の魅力を
お伝えしたいと思います。
目次
子ども英語勉強におすすめ「基礎英語」
↑今年度2019年最初のフレーズは「I love sushi.」笑
まずは基礎英語について少しご紹介を。
基礎英語は1、2、3と3つのコースに分かれています。
基礎英語1が中1レベル
基礎英語2が中2レベル・・・だと思っていましたが、
そういった分け方ではないようです。
最近の英語教育では、
英語を使って自分で表現する発信力を身に着けることも
重要視されているので、
そういった点もふまえて3段階のレベル分けがされているようです。
基礎英語の放送は平日月~金。
時間は3回あります。
午前6時~6時15分
午後6時45分~7時
午後9時~9時15分。
我が家は午後6時45分から聞いています。
ちょうど学校の宿題は終わっている時間で、
夕食7時スタート前の15分。
必ず家にいて、時間を取るには最適なんです。
ラジオがなくても、
スマホに「NHKラジオ」のアプリを入れるだけで、
めっちゃクリアな音声で放送が聞けます!
さて。
基礎英語のメリットはたくさんあるのですが、
ここでは絞って、
おすすめする理由3つをお伝えします。
お金がかからない
NHKラジオ基礎英語はご存じのとおり、
NHKラジオから流れてくる英語学習カリキュラムです。
費用はテキスト代だけです。
基礎英語のテキスト代は、
1冊1か月分 定価486円です。
CD付きテキストもありますが、買いません。
今の時代、音声データのダウンロードチケットもあるんですよ!
でも買いません。
CDがあるからいつでも聞けるのではなく、
放送があるリアルタイムに集中して聞くことがポイントだと思うので、
音声関連の教材は一切買いませんでした。
その他、
英語をどこかのスクールに習いに出かけるわけではないので、
バス・電車代、送迎のガソリン代などまったく費用はなしです。
送り迎えに親がつきあう時間的浪費もありません。
内容が優れている
あなたは子供のころ、基礎英語を聞いたことあります?
私はおそらく、一時期聞いていたはずです。
なんとなく記憶がありますが、
感想としては「つまらない。おもしろくない」だったと。
いまは全く違いますよ!
ものすごく考え抜かれた内容になっていて驚きました。
内容が面白い!
思わず声をどんどん出す仕組み!
英語学習にあまり興味のない子供でも、
親しみやすいように。
アニメキャラクターのような登場人物がいたり、
ストーリーもわくわくするような展開になっていたり。
飽きさせません。
さらに驚いたのは、
英語の発音、英語らしくフレーズを言うことに
とっても重点を置いていることです。
2018年度の基礎英語1では、
「ビートに乗せて英語らしく発音する」コーナーが毎回ありました。
ズズンチャッチャみたいなリズムのあるビートが流れて、
それに乗せて今日の例文を読むんですよ。
最初は慣れないかもしれませんが、
ラジオから流れてくるとおりを自分もマネして合わせて言うだけです。
ビートのリズムにほどよく英語が乗るおかげで、
いわゆる日本語的な英語の読み方でなくって、
英語らしいくぎり方、イントネーション、リズムが自然と身に付くようになっています。
一日のストーリーはさほど長くなく、
その中で大事な単語、表現、フレーズを、
飽きさせないよう、
手を変え、品を変え、学べ。
声を出して自然と英語を口にする仕組みになっています。
なので、
15分があっという間です!
これはほんと、絶大オススメ!
英語に毎日触れることができる
これもとても大事なことだと思うのですが。
ラジオの英語講座なので、
平日月曜から金曜まで毎日15分放送があります。
たった1回15分ですが毎日英語に触れることができるんです!
一般的などこかの英会話教室だと一回の授業がどのくらいの時間でしょうか?
子供向けですと1時間くらいのクラスでしょうかね。
一週間に一度英会話教室に行き1時間英語に触れて帰ってくるのと、
1回15分でも毎日英語を聞いて、声に出して言う!
私は毎日コツコツのほうが良いと思う考えです。
基礎英語1を一年間聞いて良かった点
↑レッスン最後にはフレーズの書く練習も!
昨年一年間、次男は基礎英語1をきちんと聞き続けました。
もちろん、体調の悪い時。
急な用事で聞けない時はOKとしました。
ガチガチにしちゃうと嫌になるからです。
続けて良かった点を3つご紹介します。
英語に毎日触れることができた
先ほど書いたことと同じ内容になってしまうのですが、
一番良かった点はこれに尽きます。
毎日英語を耳にし、
文章を目で追って、
声に出し、
最後は本日の例文をテキストに書き込む。
これを平日毎日できました。
継続は力なりです。
英語の音に慣れることができた
あくまでも母の憶測と希望ですが、
少なからずもラジオから流れてくる、
ネイティブが話す英語を聞くことができたので、
本物の英語の感触をつかむことができたと思います。
子供って素直なんですよね。
私たちのような先入観、思い込みはほとんどないので、
聞こえてくるように声に出します。
つまり発音が(比較的)きれいなんですよ。
うちの次男は特に恥ずかしがることもなく、
毎日大きい声で読み上げていたので、
どこかしら身についてくれているのではと期待しています。
継続できる自信が付く
これは英語とは違う内容になりますが、
一年間続けた!という大きな自信になったと思います。
いままで英語学習をする習慣のなかった息子に、
どうにかして毎日英語に触れる時間を作らせたかったので、
とにかく「ほめた」んですよね。
毎日聞いてえらい!
大きな声を出しててえらい!
いい発音になっててすごい!
大人も子供もほめられることに喜びを感じますよね。
息子にはこれも「習い事のひとつだ」と伝え、
「オレは英語を習ってる」という認識を持たせていたので、
めんどうな日もあったのにコツコツとよくがんばったね!
と、年度末3月最後の放送のときに、
しっかりとほめました!
本当によくやったと思います。
基礎英語のデメリット
さてさて、
もちろんいいことばかりじゃありません。
デメリットといいますか、
本来ならばこういった点に力を入れて、
一年間継続させるべきではなかったのか?という反省の気持ちをご紹介しますと。
「具体的に何が身に付いたのか疑問。」
15分リアルタイムで聞く以外に、
予習復習させていません。
ですので、基本的に一年間で何が身に付いたのやら。
基礎英語1でも後半から内容はどんどん進んでいって、
かなり難しくなっていきます。
最後3月のある日のフレーズはこうです。
We’re going to visit friends on Saturday.
わたしたちは土曜日に友達を訪問する予定です。
I forgot to say something important.
私は大切なことをいうのを忘れていました。
結構難しくないですか??笑
こんなくだけた表現も出てきます。
He’ll be okey.
彼はきっと大丈夫でしょう。
Oh,poor Ken.
あら、かわいそうなケン。
Poor you.
かわいそうに。
中学生1年生でも同様に英語は一年間でどんどん進んで難しくなりますからね。
当たり前なんですが・・・。
15分その場で初めて聞いて、
初めて発音して、
初めて書いて。
それで終わった一年だったので。
習得具合もそれなりだけです。
これは反省ですね。
毎日とは言わずとも、
せめて週末土日に時間を作って、
親子で振り返る時間が持てたら、
もっともっと身についていたことでしょう!涙
まとめ
さてさて、長く書きましたが。
我が家の次男6年生は、
お金をかけることなく、
一年間基礎英語1を聞き続け、
毎日15分英語に触れる学習はできました。
それによって、
英語が嫌いといった毛嫌いするような反応はありません。
小学校の英語の授業もよくわかったと言っています。
文法も意外とこちらが思うよりもわかっているようです。
たとえ目に見えるほどの成果がなかったかもしれませんが、
基礎英語1で英語を勉強させて良かったと思っています。
息子のお友達の話です。
中学校から本格的に英語の勉強がはじまるので、
いまのうちに習わせようと6年生春から英会話教室に通い始めたそうです。
スタート時には多数の教材を購入。
数か月おきにテストを受けるように促され、
そのたびにお金がかかる。
車を運転して少し離れた教室まで毎週送り迎えをし、
母はその一時間、
駐車場に停めた車の中で時間をつぶして待っていると。
肝心の子供は英会話教室で何をやって身に付いたかわからないけど、
行かないよりはいいでしょ?
勉強を始めてないよりはいいでしょ?と、
そのお母さんは言われていました。
確かにそうです。
各ご家庭でいろいろと考えがありますからね。
その点、我が家は毎日リビングで。
時間になったらスマホから流れてくる
厳選された内容の英語教材を聞いて、
声に出して発音しています。
この春から中学生になり、
部活も始まったりと忙し生活になりそうですが、
ラジオ英会話は続けることにしました。
夜21時からの放送もありますから!
継続は力なりです。
内容は迷いましたが、
もう一度基礎から、基礎英語1を再度聞いています。
今度は中学校の英語の授業と並行する形になるので、
より理解が深まるのでは?と期待しています。笑
今回、この記事を書くにあたって、
ラジオ英会話、
基礎英語を継続して聞いているお子さんがいらっしゃる方のブログを
いくつか拝見しました。
「わが子はおかげで英語はずっと成績5です」
なんて書かれてる方も!
取り組み方と、
その子の素質もあるでしょうね!
我が家ではパっと目を引くようないい結果はまだ出ておりませんが、
英語を嫌いにはならず、
英語に毎日触れることはできています。
まずは書店で基礎英語のテキストのぞいてみてください。
良かったら、一度ラジオ聞いてみてください。
これを聞かずして過ごすのはもったいない!
と、共感していただけるかと!!