2019/05/23

鉢植えのカーネーションが枯れそうになってきた!
カーネーションが枯れそうになってきた。
鉢植えの花ってお手入れが難しいんですよね。
子供たちの気持ちも考えると、早々に枯らしてしまうと申し訳ないですよね。
枯れそうになる原因として考えられるのがズバリこのふたつ!
置き場所
水やり
そこで!
母の日プレゼントのカーネーションが元気がなくなる前に!
あらかじめ知っておきたい管理、お手入れ方法について
わかりやすく、しっかりとお伝えしますね!
意外と簡単にできることばかりです。
子供のがっかりした顔を見ないためにも今すぐチャレンジです。
目次
鉢植えカーネーションのお手入れ方法
鉢植えカーネーションのお手入れ方法で一番大事になるのが、
こちらのふたつ。
2.水やり
どちらもいますぐできることですから。
すぐ対応してあげたらいいですね。
鉢植えカーネーションの置き場所
カーネーションは日当たりを好みます。
もらったカーネーションを置き場所がないからといって、
あまり日当たりが良くないリビングの飾り棚や、
キッチン、玄関などに置いてないですか?
5月の季節なら朝から夕方まで日が差し込む場所に置きます。
日光にたくさんあててあげてください。
風通しが良く、雨に濡れないところが良いので、
軒下や屋根のあるベランダがいいですね。
ただし高温多湿には弱いので暑くなるとやられてしまいます。
6月の梅雨時期から真夏にかけては、
風通しが良く涼しい場所に変えます。
涼しい午前中だけ日当たりの良い場所にして、
午後は日陰に下げるなど。
気配りが必要になってきます。
せっかくのプレゼントだから、
いつでも目に入る場所に置いておきたい気持ちもわかりますが、
いますぐ置き場を移動しましょう。
うまく夏が越せると、
なんと秋にも開花してくれるんですって!
そこまで目指すのは上級者の方向けですから。
それでも少しでも長持ちするように
『日当たり』と『風通し』を頭に置いておきましょう。
鉢植えカーネーションの水やり方法
植物を枯らしてしまう一番の要因が水のやりすぎなんですよね。
毎日、水が下から流れるくらいジャバジャバ水やりしていませんか?
もしかしたらあなたも、お子さんも水やりしてるかもしれませんね。
水は大事ですがやりすぎも一番いけないんですよね。
土の乾き具合を見ます。
土が乾いていてサラサラした状態になったら水をたっぷりあげます。
その状態になるまで水をあげなくても植物はだいじょうぶなんですよ。
さらに気をつけないといけないのは、
鉢皿にたまった水は必ず捨てます。
受け皿にたまった水をそのままにしていつも水に浸かった状態だと、
根腐れしてしまう原因になります。
プレゼントされた時のビニール袋で覆ったラッピングや、
バスケットなどのカバーははずします。
水漏れ防止でカバーの中にビニールが張ってあったりするので、
それが蒸れや腐りの原因となることもよくあるので、
残ったままになっていないかチェックします。
プレゼント包装は素敵ですが、
風通しが良い状態に保つためには早めに取り外さないといけないです。
こちらの商品はこういった「お手入れ方法」が同封されているんですって!
親切ですよね。
鉢植えカーネーションが枯れそうになる原因
鉢植えのカーネーションが枯れそうになる原因として考えられるのは主にこのふたつ。
2.自宅でのお手入れ方法
母の日カーネーションとして販売されているほとんどの鉢植え商品は、
母の日がピークに花が咲くように調整されて出荷されています。
さらに商品の金額によって質の差もあります。
きちんとしたお花屋さんやフラワーショップが販売している高価な鉢は、
株がしっかりしていて比較的に元気に良く花が咲きます。
こちら有名な日比谷花壇の母の日人気のカーネーション。
お値段5500円です。やっぱり立派です。
↓ ↓
スーパーやホームセンターなどで安価に手に入るものは、
母の日あたりが一番元気であれば良いというような状態で。
株そのものも小さく弱いものが多い傾向があります。
もちろん安い物だからといって状態が悪いかというと、
必ずしもそうでもありません。
お手入れ方法によっては立派に元気良く成長させることはできます。
商品価格にかかわらずお母さんを想ってプレゼントしてもらった物なので、
できるだけのことをしたいですよね。
置き場所と水やりを気を付けたら、
次にできることはこちらです。
花がらを取る
少しでもたくさんのお花を咲かせるためには、
咲き終わった「花がら」は残したままにせずこまめに摘み取ります。
花がらを取るべき理由は、
花が終わってもそのままにしておくことは見た目の見苦しさだけでなく、
種が出来る種類は種の方に養分を取られるてしまい、
全体に花付きが悪くなって、株の寿命が短くなってしまうんです。
本当に枯れそうになったらできること
本当に枯れそうになったらできることは2つです。
1.花が咲かなくなったら
カーネーションはつぼみをたくさん作る性質がありますが、
出来ているつぼみがすべて必ず咲くわきではありません。
つぼみの中がからっぽのものも多いです。
外からつまんでみて中がからのものはつぼみを切り取ります。
2.花も葉っぱも枯れてきたら
花はいずれ寿命がくれば枯れてしまうので仕方のないことですが、
葉はこれからまた花を咲かせるためのホルモンをつくり出す重要な働きをしてくれます。
傷んでしまった枯れた葉や花は取り除いて、
土の表面が乾いているか確認して水やりして様子を見ます。
見た目は枯れてしまったようでもまだ根が生きている可能性はしっかりあります。
根がまだ生きていれば新しい葉が出てきます。
元気はないけれど葉は生きている場合は
プレゼントしてもらった時のような元気はないけれど、
まだ茎や葉はきれいな緑色をしている場合は、
少し大きい鉢に植え替えてあげて、
様子を見ることもできます。
プレゼント用に出荷されていて安価なものだったりすると、
小さめのペラペラな育苗用ポリポットに植えられていたり、
鉢の大きさを制限されて育てられたものも多いです。
ひとまわり大きい鉢に植え替えてあげることで、
しっかりと根を張れるようになります。
用意するものは、
いままでの鉢より一回り大きめの鉢
市販の園芸用の土です。
根を傷めないようにそっと鉢から出してやり、
根は決して切ったりさわらずに、
新しい鉢に植え替えます。
植え替えた後は環境の変化に敏感になっているので、
たっぷり水をあげた後は、
一週間を目安に軒下などの日陰にそっと置いておき、
一週間後に日当たりの良い場所に出します。
肥料のあげかた
春から秋にかけて月に一度のペースで良いので
化学肥料をあげます。
市販の花鉢用のもので良いです。
花がすべて咲き終わったら
花がすべて咲き終わったら、
いままでの茎の長さの約半分の長さにカットします。
これを「切り戻し」といいます。
かわいそうなのではなく、
また新しい芽が出てくるための大切な作業です。
新しい芽がまた出てくるための散髪です。
約半分の丈に切り戻したら、肥料をあげて涼しい場所に置いておきます。
わき芽といって、
いままでの茎の間から新しい小さい芽がどんどん出てきます。
そうすると秋ごろにまたポツポツと花が楽しめます。
まとめ
あなたのカーネーションは無事に復活しそうですか?
まずは難しく考えないで、
置き場所と水やりの頻度を見直してみてください。
思っている以上に植物は上手です。
元気がなくなってきても簡単に枯れたりしません。
枯れるだろうとほおっておくことが一番かわいそうです。
カーネーションは多年草です。
春と秋が花のシーズンです。
真夏と真冬をさけた春か夏に1年に1~2度ひとまわり大きな鉢に植えかけて、
広い環境で育つことができるようにしてあげると、
どんどん大きな株になっていく植物です。
園芸に苦手意識があるとそこまではムリ!って思ってしまうかもしれません。
ですのでできる範囲で。
せめてきれいに花が咲き終わるまではお子さんと一緒に、
気にかけて管理してあげてくださいね。