2019/05/23

バスタオルって新しいものを使っていても、
だんだん繊維がかたくなってごわごわになってくるんですよね。
節約母ちゃんマメ子家でもタオルがかたくなってくると、
主人が「柔軟剤ちゃんと入れてる?」って聞いてくるんですよ。
残念なことにきちんとしたお店で買っても、
スーパーの安物も結局は同じ状態になってしまうので。
どうしてごわごわになってしまうんだろうといろいろと調べてみました!
原因は意外とシンプルなことでした。
毎回洗うことでパイルが倒れてるだけなんですって!
そして多めの柔軟剤は逆効果ってこともわかりました。
ということで!
これを知れば今夜のお風呂上りから、
「バスタオルめっちゃふわふわじゃん!」って家族から絶賛されること間違いなしです。
目次
バスタオルをふかふかにする方法
バスタオルをふかふかにする方法はとっても簡単。
バスタオルが固く感じるのは「パイルが倒れてるから」。
それを起こしてあげるだけ!
めっちゃシンプルな原理なんです。
パイルって簡単に言うと、
バスタオルの繊維の毛の長さですよね。
ループがクッションの役割になってあのふわふわ感を出してくれてたんです。
高級タオルとスーパーで安売りされているタオルでは、
パイルの長さ、
糸の素材、
巻いてある数、
密度などぜんぜん違いがあるんですけれど。
いわゆる手触りが良いと感じるのはこのパイルが決定打なんですよね。
それが毎日洗濯していくうちに、
立っていたパイルが倒れてしまってるから、
ごわごわの硬いタオルの手触りに代わってしまってるんです。
我が家のバスタオルも見てみました。
割と最近、
有名なおしゃれ雑貨屋さんで買ったバスタオルなんですが、
よく見るとやはりパイルといわれる繊維が倒れてしまってました。
これじゃごわごわと感じてしまって当然です。
ということで、
倒れてしまったパイルを起こす方法、
パイルを少しでも倒さずに洗う方法をお伝えします。
バスタオルをふかふかにする洗い方
ふわふわにするコツは洗濯にあります。
方法は全部で4つです。
2.しっかり脱水する
3.柔軟剤は毎回でなくて良い
4.洗剤の入れすぎに注意
どれもすぐにできる簡単な方法ばかりですよね。
順番に説明していきます。
たっぷりの水で洗う
バスタオルはたっぷりの水で洗うことをおすすめします。
最近は節水コースの設定がある洗濯機が増えて、
できるだけ少ない水でたたきつけるように汚れを落とすタイプも多いですよね。
水が少ないということは、
それだけパイルがぎゅうぎゅうに押さえこまれていることになるんです。
水だけでなく、
洗濯物の入れすぎにも注意が必要です。
汚れ落ちが悪くなるのと、
他の洗濯物との摩擦で繊維質が傷みやすくなり、
結果としてごわついたさわり心地になってしまうんです。
理想はタオル関係だけをたっぷりのお水でタオルが泳ぐことができて、
ゆったりとパイルが浮くように洗うのが理想ですが。
なかなか一般家庭ではそんな悠長なことはできないですよね。
できるだけ少ない回数で終わらせたいですから。
なので、せめて洗濯物はギューギューに入れすぎないように、
余裕を持って多めのお水でふんわり洗うことが良いです。
さらに、タオルの繊維を傷めないように洗濯ネットに入れるとなお良いです。
しっかり脱水する
多めのお水で洗ったら、
脱水はしっかりします。
たとえが少し悪いですが、
タオル地のぞうきんを手洗いして絞って干したときを考えてみると。
ざっと絞って、
水分が多いままで干したものってガサガサで乾いていますよね?
それに対して、
しっかり絞って水分をできるだけ減らして干したものって、
カラっと乾いていませんか?
それと同様で、
脱水が少なめだとパイルがペタっと倒れて寝た状態になっていて、
その状態で乾かすと、
固いごわごわで乾きます。
それを防ぐために、
適度にしっかりと脱水はします。
柔軟剤は毎回でなくて良い
バスタオルをやわらかくするには、
「柔軟剤を毎回、少し多めなくらい入れる」のがベストだと思い込んでいたのですが。
どうやら違います!誤解なんです。
柔軟剤は繊維の表面にすべりの良い薄い皮膜でコーティングすることで、
触った時の摩擦抵抗を減らし、
洗濯物の肌触りがやわらかく感じられるようになる目的に作られています。
繊維そのものをやわらかくするわけではないんですって!
むしろ逆効果があって、
表面がコーティングされることで逆に吸水性が落ちたり、
繊維がツルツルとすべってしまってパイルが抜けたりするケースもあるとか。
ということは、
洗濯のたびに入れる必要はないし、
ふわふわにしたくて多めに入れていたのは思いっきり逆効果でした!
前よりもごわごわしてきた、
肌触りがかたくなってきたなと思うタイミングくらいでちょうどいいそうですよ。
我が家は何も考えずに毎回入れていました。
これからは頻度を調整してみます。
洗剤の入れすぎに注意
洗濯洗剤の量が多いのも注意が必要です。
衣類の量に比べて洗剤の量が多いと、
表示通りにすすぎ回数を守っても衣類やタオルに洗剤の残りが付着して残ってしまいます。
もちろん、肌にも良くないですし、
乾燥すると固まって繊維に残ってしまい、
それがゴワゴワの原因になってしまいます。
柔軟剤同様きちんと量を守ることが大事ですね。
バスタオルをふかふかにする干し方
干し方にもコツがあります。
2.直射日光を避ける
3.乾燥機もうまく活用する
順番に説明していきます。
干す前に振る
タオルの肌触りがだんだん固いと感じてしまうのは、
パイルが倒れているのが原因だとご説明しました。
洗濯し終わって脱水した後も、
パイルは倒れた状態です。
なので干す前に軽く上下にパタパタと振ることで、
やんわりとパイルを起こすことができます。
端と端を持って軽く上下に20回が目安だそうです。
私は洗濯ジワを伸ばそうとパンパンと叩くことはあっても、
上下に振ることはしたことなかったんですよね。
この方法はテレビでも取り上げられたそうですよ。
「タオルは干す前に10回くらい振って干すと、パイルが立って乾いた時にフワフワになる」と今治のタオルメーカーの方がテレビで話してるのを聴いてから実践している。
安いタオルでもちょっとフンワリするからお勧め!
(左が振る前、右が10回振ってパイルが立ってるタオル) pic.twitter.com/BNaST71TwJ— シロノキ🖖 (@shiro_no_ki) December 11, 2016
さらには、
ある程度乾いてきたら、
さらに上下に振ってパイルが立つようにしたら良いようですが。
ここまでできる時間の余裕はないかもしれませんね。笑
直射日光を避ける
ふわふわ系のバスタオルだとパイルが長かったり、
ごついものが多いので、
なかなか乾きにくいですが。
直射日光はできるだけ避けて日陰干しがベストです。
ええ~?
でもお日様のかおりがいいのに!
って思うのも無理ないですが。
極端な例でいうと、
真夏の日差しガンガンな日に外に干していたバスタオルが、
かっぴかぴの状態で乾いててがっかりしたことないですか?
どこのお宅でも真夏あるあるだと思います。
それと同じことで、
しっかり気持ちよくおひさまに当てて乾かしたいですが、
ふわふわ感を優先させるのであれば、
がっつりお日様にあてない方が良いのです。
風通しの良い軒下がベストですね。
私のお友達も、
真冬以外はタオル系は夜干しだと言っていました。
納得です!
乾燥機もうまく活用する
あえて乾燥機を使うという発想は思い付かなかったのですが、
この情報を見たときにハッとしました!
確かに、
雨続きの時はコインランドリーで乾燥だけ利用するのですが、
大きな乾燥機でふんわりと空気を含みながら洗濯物が回って、
高温の温風で洗濯物がふんわり乾きますよね。
畳みながら思わず、
うっとりとさわりたくなるふわふわな仕上がりになるので、
乾燥機をかけるのは好きなのですが。
それです!それ!!
自宅の洗濯機が乾燥機能がついていない場合や、
毎回お金を払ってコインランドリーを使うのはムリですが。
たまにはあのふんわり感を戻すためには、
定期的にタオル系だけでも乾燥機を利用するのも方法なんです!
乾かしながら空気を含ませることで、
パイルが空気を含むんでふっくら仕上がるのがふわふわなタオルにしてくれます!
これは私も取り入れたいなって思います。
まとめ
バスタオルをふかふかにする方法をお伝えしました。
特別なことは必要なくって、
普段の洗い方と干し方を少し見直して手間をかけてあげることで、
たとえ高級なふかふかバスタオルでなくても、
スーパー安売りで思わず買った安いタオルでも、
最大限にふんわりさせることができます!
これを知ったからには、
多めの水でしっかり水の中を泳がせてタオルを洗い、
干す前には面倒でもパタパタとタオルを振ってパイルを起こし。
直射日光をさけてふんわり乾くように手間をかけたいですね。
きっとご家族も「あら!?お母さんタオルふわふわになったんじゃない??」って
気づいてくれますよ。
にやにやしちゃいますね。